展示Exhibition
常設展
史料室が企画・主催する常設展、特別展・企画展は、大学広尾キャンパスの1階フロア(事務室前)で行っています。その概要は以下のとおりです。どなたでも自由にご覧いただけます。
常設展示
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「日本赤十字社の看護教育の歴史~明治から大正、昭和、そして平成へ」
日時:平日の9:00~18:00(土日祝日、年末年始、夏季休暇、入試等で開校していない日を除く)
場所:日本赤十字看護大学広尾キャンパス1階フロア(事務室前)
- 年表:1877(明治10)年博愛社の設立より、本学の前身である日本赤十字社病院看護婦養成所の発足とあゆみを11枚の年表にした。
- 教科書:明治期より本学の看護教育で用いられた教科書の類をまとめた。
- 掛け図:教材として使用されてきた掛け図の一部を展示した。
- 校舎:看護学生が学んだ後者と実習病院の展示である。
- ナイチンゲール記章:本学ゆかりのナイチンゲール記章に輝く人々、ナイチンゲール記章(実物)ならびに章記を展示している。
常設展示
常設展示
年表
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看護の教科書
養成が開始された1890年から本学で使用された教科書を展示しています。教科書がまだ゙整備されていない時代の養成所2回生生徒による手書きの教科書、初の本格的な教科書である1896年発刊の『看護学教程』(日本赤十字社編纂)をはじめ、1910年発刊『甲種看護教程 上下巻』、1937年発刊の『看護教程草案(救護看護婦用)第一〜三巻』なとどの資料を見ることができます。
甲種看護教程 上下巻
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ユニフォームの変遷
荻原タケ着用の濃紺の制服
同じく明治期から現代までの看護婦生徒、看護学生が着用したユニフォームをパネルで展示しています。
明治以来の白衣・白帽、濃紺の制服制帽を着用した看護婦生徒の写真、戦後、白衣とナースキャップを着用した写真、短大から大学にかけての白とブルーの縦縞のワンピースに白エプロンの写真、現在の大学のグレーのユニフォームなどの写真を見ることができます。 -
フローレンス・ナイチンゲール記章
フローレンス・ナイチンゲール記章は、平時または戦時に傷病者や紛争犠牲者に対して献身的な活動をした看護師、公衆衛生や看護教育の分野で顕著な活動や功績を残した看護師、創造的・先駆的貢献を果たした看護師に授与されるものです。本学からは過去38名の方々がナイチンゲール記章を受章しています。第40回目となる2005年5月12日には、日本における看護高等教育の発展に中心的役割を果たした功績により、本学の樋口康子学長(当時)が受章しました。展示コーナーでは樋口学長のメダルと章記を見ることができます。
フローレンス・ナイチンゲール記章
フローレンス・ナイチンゲール章記
映像ブース
展示コーナーの一角には映像ブースが設置されていて、展示されている史料の説明、現在は展示されていない史料の紹介、日本赤十字社および日本赤十字看護大学の歩みなどをまとめた5分程度のビデオを観ることができます。現在、映像ブースで観ることのできるのは、以下の3本の番組です。
映像ブース
ナイチンゲール記章
ナイチンゲール記章のあらましと、本学ゆかりのナイチンゲール記章受章者を紹介しています。
災害時の救護
日本赤十字社の災害救護の歴史を、最初に行った1888年の福島の磐梯山噴火の際の救護活動からその変遷をたどり、紹介しています。
看護の学び舎
1890年の看護婦養成所での赤十字看護婦の養成開始から現在の日本赤十字看護大学までの学び舎の歴史を、平成18年度の特別展「看護の学び舎」に基づき紹介しています。